ホームページは今すぐ作るべき?後回しでいい人の判断基準

前回の記事では「ホームページは本当に必要か?」という判断軸についてお伝えしました。その結果、「やっぱり作ろう」と思った方もいれば、「今は必要ないかも」と感じた方もいるでしょう。

では、作ると決めた方に次の問いです。それは今すぐ取りかかるべきでしょうか?それとも、もう少し後でも大丈夫でしょうか?

この記事では、今動くべき人と、後回しでも問題ない人の違いを整理していきます。

目次

「いつか作る」が一番失敗しやすい理由

「必要だとは思っている。でも今は忙しいから、落ち着いたら」。この状態が実は一番危険です。なぜなら、判断を先送りにしているだけで、何も前に進んでいないからです。

判断を保留したまま時間だけ過ぎる

「いつか作る」と思いながら、気づけば1年、2年と経っていた。そんな話は珍しくありません。忙しさを理由に先送りしていると、判断するタイミングそのものを見失います。「作るかどうか」ではなく「いつ作るか」の判断もまた、意識して決めないと永遠に保留されたままになります。

状況が変わっても判断軸がない

先送りにしている間に、ビジネスの状況は変わっていきます。お客様が増えたり、サービス内容が変わったり、競合が出てきたり。でも「いつか作る」と漠然と思っているだけだと、状況が変わっても判断軸がないため、結局また先送りになります。何がどうなったら作るのか、基準がなければ、いつまでも「今じゃない」と言い続けることになります。

結果として作るタイミングを逃す

ホームページが必要になるタイミングは、突然やってきます。紹介を受けたのに検索されて「情報がない」と思われた。問い合わせが来たのに比較されて選ばれなかった。そうなってから慌てて作り始めても、すぐには完成しません。「あのとき作っておけば」と後悔するケースは少なくないのです。

今すぐ作った方がいい人の特徴

では、どんな人が今すぐ動くべきなのでしょうか。以下に当てはまる場合は、優先度を上げて検討したほうがいいかもしれません。

すでに問い合わせや比較が発生している

お客様から「ホームページはありますか?」と聞かれたことがある。あるいは、問い合わせはあるのに成約につながらない。そんな状況があるなら、すでにホームページがないことで機会を逃している可能性があります。比較検討の段階で情報がないと、それだけで候補から外れてしまうことがあるからです。

信頼を補足する情報が不足している

紹介でお客様が来ても、その後に「この人に頼んで大丈夫かな」と検索されることがあります。そのとき、何も情報が出てこなかったり、SNSの断片的な投稿しかなかったりすると、せっかくの紹介が活かしきれません。信頼を伝える場所として、ホームページが必要な段階に来ているということです。

オフライン集客だけでは限界が見えている

これまで対面や紹介だけで仕事が回っていたけれど、最近それだけでは厳しくなってきた。新しいお客様との接点を増やしたいけれど、どう広げていいかわからない。そんな状況なら、ホームページはオンラインでの接点を作る手段の一つになります。今すぐ完璧なものを作る必要はなくても、動き出すタイミングとしては適切です。

まだ後回しでいい人の特徴

一方で、今すぐ作らなくても大丈夫なケースもあります。後回しにすること自体は悪いことではありません。大切なのは、根拠のある判断かどうかです。

サービス内容が定まっていない

提供するサービスの内容、価格、ターゲットがまだ固まっていないなら、ホームページを作っても載せる情報がブレてしまいます。サービスが変わるたびに修正するのは手間がかかりますし、中途半端な内容では逆効果になることもあります。まずは実際に何人かのお客様と向き合いながら、自分のサービスの形を明確にすることが先です。

集客導線が他で回っている

SNSや紹介、リピートなど、ホームページ以外の方法で十分にお客様が来ているなら、急いで作る必要はありません。ホームページは集客の唯一の手段ではなく、あくまで選択肢の一つです。今うまくいっている方法があるなら、それを伸ばすことに集中したほうが効率的な場合もあります。

作っても運用できる見通しが立たない

ホームページは作って終わりではなく、情報を更新したり、必要に応じて改善したりする必要があります。今の状況で、作った後の運用に時間を割ける見通しが立たないなら、作っても放置されるリスクがあります。古い情報が載ったままのホームページは、かえってマイナスの印象を与えることもあります。

後回しにするのは、逃げではありません。今は他のことを優先すべきだという、根拠のある判断です。

タイミングを判断するための3つの質問

今すぐ動くべきか、後回しでいいか。迷ったときは、次の3つの質問を自分に投げかけてみてください。

半年後、今と同じ説明を繰り返していないか?

「うちはこういうサービスをやっていて、こういう強みがあって」という説明を、今、何度も繰り返していませんか?もし半年後も同じ説明を一人ひとりにし続けている自分が想像できるなら、それはホームページに任せられる部分かもしれません。同じ説明を繰り返す時間を、別のことに使えるようになります。

信頼を失っている場面はないか?

「検索したけど出てこなかった」「どんな人かわからなくて不安だった」。お客様からそう言われたことはありませんか?直接言われなくても、問い合わせが途中で途絶えたり、紹介されたのに連絡が来なかったりする場合、ホームページがないことが一因になっている可能性があります。

作らない理由は「準備」か「回避」か?

今作らない理由を、正直に考えてみてください。「サービス内容を固めてから」「繁忙期が終わってから」など、具体的な準備のためなら問題ありません。でも、「難しそう」「面倒くさい」「失敗したくない」という気持ちが本音なら、それは回避です。回避している限り、いつまで経っても「今じゃない」と言い続けることになります。

今すぐ作らない人が、最低限やっておくべきこと

今はまだ作らないと決めた場合でも、「何もしない」と「準備しておく」は違います。後回しにするなら、せめて次の3つだけはやっておくことをおすすめします。

目的だけ言語化しておく

いつか作るときのために、「なぜ作るのか」「誰に何を伝えたいのか」だけでもメモしておいてください。漠然と考えているだけだと忘れてしまいますし、いざ作るときに一から考え直すことになります。目的さえ明確になっていれば、スタートがスムーズになります。

競合のサイトを3つ見ておく

同業者や競合のホームページを、ざっと3つくらい見ておくだけでも違います。「こういう見せ方があるのか」「この情報は自分も載せたいな」など、参考になる点が見つかります。いきなり自分のサイトを考えるより、他を見てから考えたほうがイメージが湧きやすくなります。

作ると決めたときの条件を決めておく

「いつか作る」ではなく、「こうなったら作る」という条件を具体的に決めておいてください。たとえば「問い合わせが月に3件来るようになったら」「サービスメニューが固まったら」など。条件が明確になっていれば、判断のタイミングを逃すことがなくなります。

次に考えるべき判断は「どうやって作るか」

ここまで読んで、「やっぱり今動こう」と思った方は、次のステップに進みましょう。次に考えるべきことは、「どうやって作るか」です。

自作で進めるか

時間はあるけれど予算は抑えたい。自分でコントロールしながら進めたい。そんな方は、自分で作るという選択肢があります。最近は専門知識がなくても作れるツールも増えています。ただし、時間と手間がかかることは覚悟しておく必要があります。

依頼した方がいいか

時間がない、自分で作る自信がない、プロの仕上がりを求めたい。そんな方は、誰かに依頼するという選択肢があります。費用はかかりますが、時間を買うと考えれば、本業に集中できるメリットがあります。

どちらが正解というわけではなく、自分の状況に合った方法を選ぶことが大切です。次の記事では、この「自作か、依頼か」の判断基準について詳しくお伝えします。


ホームページを作るタイミングは、人によって違います。今すぐ動くべき人もいれば、後回しにしても問題ない人もいます。大切なのは、なんとなく先送りするのではなく、自分の状況を見極めて判断すること。この記事が、後悔のない決断の助けになれば幸いです。

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